政策

2026.09.16

拡大首脳会談を前に握手を交わす李在明大統領(右)とカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領=15日、ソウル

拡大首脳会談を前に握手を交わす李在明大統領(右)とカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領=15日、ソウル


[シャルル・オドゥアン]
[写真=大韓民国 青瓦台]

李在明(イ・ジェミョン)大統領は、初の韓国・中央アジア首脳会議を前に、カザフスタンとトルクメニスタンの両首脳をそれぞれ国賓として迎え、ソウルの青瓦台(チョンワデ)で首脳会談を行った。

李大統領は15日午後、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領と首脳会談を行い、2009年に戦略的パートナーシップを構築して以来、17年ぶりに両国関係を「未来志向の包括的戦略パートナーシップ」へ格上げすることで合意した。

両国は、今年4月に協議したカザフスタン産原油1800万バレルの導入を基盤に、原油分野における協力を具体化することにした。また、希少金属や原発、人工知能(AI)・科学技術・新都市、再生可能エネルギー・クリーンエネルギーといった分野で、韓国企業の進出基盤も強化していくことで一致した。

2027年に迎える高麗人の中央アジア定住90周年の意義を改めて振り返るため、独立運動の史跡や記録物の管理分野でも協力を深めていくことにした。

両国は、首脳会談後、政府機関の間で13件の協定と覚書を締結した。

青瓦台は、「今回の首脳会談は、韓国にとって重要なパートナーであるカザフスタンとの約30年にわたる信頼と友情を基盤に、両国関係の新たな30年を描く出発点となる」とし、「協定と覚書は、合意事項を具体的な事業として実施していくための制度的基盤になる」と評価した。

国賓訪問の歓迎昼食会で乾杯を交わす李在明大統領(右)とトルクメニスタンのセルダル・ベルディムハメドフ大統領=15日、ソウル

国賓訪問の歓迎昼食会で乾杯を交わす李在明大統領(右)とトルクメニスタンのセルダル・ベルディムハメドフ大統領=15日、ソウル


李大統領は同日午前、トルクメニスタンのセルダル・ベルディムハメドフ大統領との会談で、イランに滞在していた韓国国民とその家族がトルクメニスタンを経由して安全に避難できるよう支援したことに謝意を表した。

特に今回の首脳会談を機に、両国間の投資家保護と投資促進の基盤となる「投資協定」が、締結交渉の開始から16年を経て妥結した。両国は2008年に互恵的パートナーシップを構築している。

ベルディムハメドフ大統領は「トルクメニスタンは韓国を信頼しており、韓国との友好・協力関係の発展を重視している。そのため、今回の訪韓を非常に意義深く考えている」とし、「両国関係の発展に向けた重要な転機となることを期待する」と述べた。

両国は首脳会談後、政府機関の間で13件の協定と覚書を締結した。エネルギー・プラント分野を中心に積み重ねてきた協力の成果をさらに発展させるとともに、両国の協力分野を鉄道などのインフラや造船、新都市建設、水資源、森林、AI・科学技術など、幅広い分野へ拡大していくことで一致した。

青瓦台の関係者は「今後、両国が様々な分野で互恵的な協力を推進していく上で、重要な基盤となることが期待される」と述べた。

caudouin@korea.kr