政策

2026.09.28

共同記者発表を終えた李在明大統領(左)とメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領=24日(現地時間)、メキシコシティ

共同記者発表を終えた李在明大統領(左)とメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領=24日(現地時間)、メキシコシティ


[ソ・エヨン]
[写真=大韓民国 青瓦台]

韓国とメキシコは、今後の協力の方向性を盛り込んだ「2026~2030韓国・メキシコ共同行動計画」を採択し、貿易・投資、金融・サプライチェーンに加え、人工知能(AI)・デジタル、航空宇宙といった先端産業へと協力分野を拡大することで合意した。

メキシコを国賓訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は24日(現地時間)、メキシコシティの大統領府でクラウディア・シェインバウム大統領と首脳会談を行った。

両首脳は、変化するグローバル通商環境に対応するとともに、両国の経済協力における潜在力を引き出すため、必要な制度面での連携を強化することで一致した。特に、7年間にわたる投資保護協定の改正交渉を最終妥結させ、両国の輸出入銀行間で1億ドル規模の転貸融資を新設するなど、韓国企業によるメキシコへの進出や両国間の貿易・投資を後押しするための制度・金融面での基盤を整備する方針を確認した。

さらに、両首脳は、AI・デジタル、航空宇宙、防衛産業といった分野で、先端技術を中心に協力を強化する方策について協議した。メキシコが2028年にアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国を務めることを踏まえ、昨年の慶州(キョンジュ)APEC首脳会議で採択された「AIイニシアチブ」の実施に向けても協力していくことで一致した。航空宇宙産業については、航空機の輸出にとどまらず、現地での生産・整備やサプライチェーンへの参画などを含む包括的な協力体制を構築するため、協議を続けていくことにした。

両国は、KコンテンツやKフードなどを通じてすでに深まっている両国間の文化交流を制度面から支えるとともに、人的・文化的な交流を促進するための協力も進めていくことで一致した。また、治安や農業、腐敗防止など、互いの専門性を生かせる生活に密着した分野では、協力メカニズムを構築することで合意した。

両国は今回の首脳会談を機に、経済、金融、教育、文化、観光、開発、税関の7分野で協力に関する覚書(MOU)に署名した。メキシコへの国賓訪問を通じて締結されたMOUは計16件となり、両国は「AI協力宣言」も別途採択した。

拡大首脳会談を行う李在明大統領(左から3人目)とシェインバウム大統領(右から3人目)=24日(現地時間)、メキシコシティ

拡大首脳会談を行う李在明大統領(左から3人目)とシェインバウム大統領(右から3人目)=24日(現地時間)、メキシコシティ


xuaiy@korea.kr