政策

2026.09.29

上空から見た釜山港新港=釜山、釜山港湾公社

上空から見た釜山港新港=釜山、釜山港湾公社


[ホン・アンジ]

船舶の排ガスから二酸化炭素を回収する「船上炭素回収装置(OCCS、Onboard Carbon Capture System)」について、韓国が提案した安全指針案が、国際海事機関(IMO)の国際基準づくりの基本文書に採用された。

韓国海洋水産部は27日、14~18日に英国・ロンドンで開かれたIMO第12回貨物・コンテナ運送専門委員会(CCC)で、韓国政府が提出したOCCSの暫定安全指針案が採択されたと発表した。

OCCSは、船舶の排ガスから二酸化炭素(CO₂)を直接回収して貯留する装置で、世界中の船舶から排出される温室効果ガスを削減できる有力な環境対応技術の一つとされる。

今回の会議では、IMO加盟国が、今後、世界中の船舶に適用される炭素回収に関する国際的な安全ルールの基本的な枠組みを、韓国の提案を基に固めることで合意した。指針を具体化するため、韓国が幹事国を務める作業部会を会期外に設ける。

韓国政府は官民協議体と連携し、2029年の最終承認を目指して国際基準の策定を主導していく計画だ。

海洋水産部は今回の成果を足掛かりに、国内の造船・海運・舶用機器企業が次世代の環境対応船市場で主導権を確保できるよう、支援を強化する方針だ。

shong9412@korea.kr