20日、韓国の砕氷研究船アラオンが67日間の北極研究に向けて仁川港から出航した。写真は、アラオン号が前回の北極探査の際に水面の氷を割りながら航海している様子
南極探査を成功裏に完了した韓国の砕氷研究船「アラオン」が北極に向けて出航した。
20日に仁川(インチョン)港を出発したアラオンは、67日間にわたり北極のベーリング海峡、東シベリア海、チュクチ海などで北極研究を遂行する。
アラオンは、東シベリア海の大陸棚でガスハイドレート(水分子の中にメタンなどの気体分子が取り込まれて形成されたシャーベット状のガス水和物)を探査する。これと同時に、ガスハイドレートが溶けることによりメタンが大量放出される現象について研究し、海底資源環境に関する基礎資料を確保する計画。
米国、中国、日本など7カ国の太平洋北極グループ(PAG)加盟国と共同で行われる今回の研究では、東シベリア海の結氷海域やベーリング海峡、チュクチ海などで解氷に関する現象にフォーカスを当てた観測が行われる。これを通じて気候変動による北極海の環境変化を調査するのが目標だ。
アラオンの出港式が開かれた20日、金栄錫海洋水産部長官が祝辞を述べている
20日に行われた出港式で金栄錫(キム・ヨンソク)海洋水産部長官は「地球温暖化による北極海の解氷現象は我々にとって挑戦のチャンスだ。今回の航海は東シベリア海の大陸棚の海底における資源探査を目的とするもので、有意義な研究成果があるものと期待している」と述べた。
コリアネット イ・ハナ記者
写真:極地研究所
翻訳:イ・ジンヒョン
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