科学技術

2025.12.22

「新型麻薬類乱用及び依存性評価国際ガイドライン:合成オピオイド系薬物」の表紙=食品医薬品安全処

「新型麻薬類乱用及び依存性評価国際ガイドライン:合成オピオイド系薬物」の表紙=食品医薬品安全処


[テレシア・マーガレット]

韓国が策定した麻薬類の依存性評価基準が国際ガイドラインとして採用され、90カ国以上に韓国語と英語で同時に配布された。

食品医薬品安全処は18日、国連薬物犯罪事務所(UNODC)と共同で、新種麻薬の指定・管理に必要な科学的評価基準を盛り込んだ「新型麻薬類乱用および依存性評価国際ガイドライン:合成オピオイド系薬物」を世界で初めて策定し、配布したと発表した。

今回のガイドラインは食品医薬品安全処とUNODCが2023年9月に業務協約(MOU)を締結して固めてきた国際協力の結実だ。 食品医薬品安全処所属の食品医薬品安全評価院が発刊した従来の麻薬類依存性評価ガイドラインを基に推進した研究成果が国際的に認められた。

ガイドラインには、オピオイド系薬物を対象に、動物行動試験を用いて薬物の効果や特性を客観的に評価するための基準が盛り込まれている。実験動物の種類や設備、試験の原理や具体的な手法、結果の分析方法、評価時の留意点なども体系的に示されており、実務での活用が容易になっている。

食品医薬品安全処のオ・ユギョン処長は、今回の国際ガイドライン制定について「これまでの国際基準に従う立場から一歩進み、韓国が国際基準作りを主導する転換点になる」との認識を示した。さらに「今後も韓国の基準が国際的に認められるよう、国際社会と連携し、麻薬類評価の標準化を進めていく」と述べた。

margareth@korea.kr