科学技術

2025.12.22

宇宙望遠鏡「スピアエックス」が作成した全天地図のイメージ

宇宙望遠鏡「スピアエックス」が作成した全天地図のイメージ


[コ・ヒョンチョン] 

宇宙航空庁は21日、韓国天文研究院と米航空宇宙局(NASA)が共同開発した宇宙望遠鏡「スピアエックス(SPHEREx)」による、初の全天地図映像を公開したと発表した。

公開された映像は、全天を102種類の赤外線(波長)で分光観測し、そのデータを基に作成された初の宇宙地図だ。

スピアエックスは、1日約14.5周のペースで地球を周回しながら、人間の目では捉えられない赤外線の波長域を観測し、毎日およそ3600枚の画像を取得している。研究チームは、こうして6カ月にわたって集めた画像をデジタル処理で合成し、全天地図を完成させた。

スピアエックスが取得した全天観測データは、宇宙の歴史の解明や銀河の形成・進化の研究、さらに生命の起源に関わる水や氷の探査など、主要な科学ミッションに活用される見通しだ。

際共同研究チームは、主要任務期間にあたる今後2年間で、3回の追加全天観測を実施する計画だ。

今年3月12日に打ち上げられたスピアエックスは、5月1日から本格的な観測に乗り出した。

hjkoh@korea.kr