韓国初の商業用原子力発電所で、40年の運転を終え本格的な解体手続きに入った古里原発1号機=釜山、韓国水力原子力
[テレシア・マーガレット]
韓国が提案した「原子力発電所解体」の基準が、世界初の国際標準として制定される。
産業通商資源部国家技術標準院は18日、韓国が2023年6月に国際標準化機構(ISO)に提案した原子力発電所解体の標準案が、技術委員会(TC85、原子力)の審議を経て、新規作業項目(NP)として最終承認されたと発表した。
今回の標準案は、米国、中国、日本など9カ国の賛成により承認された。同標準案には、原子力発電所の解体プロセスにおける用語の定義から計画の策定、実施、管理に至る全工程に適用される一般的な要件が盛り込まれている。
韓国はプロジェクトリーダーとして、今後の国際標準策定作業を主導する。そのため、19日から各国の意見収集手続きに入る。国際標準(IS)の制定は来年12月を目標としている。
国家技術標準院は、解体工程に必要な施設や部品の放射性汚染除去、撤去、廃棄物管理、敷地復元といった詳細な技術を扱う9件の国際標準についても、順次開発していく計画だ。
標準化作業には国際原子力機関(IAEA)の専門家も参加し、原子力の国際安全基準との整合性を高める方針だ。
同院は、韓国が主導する国際標準が今後、世界の原子力発電所解体産業の基準として活用され、韓国企業のグローバル市場における競争力強化にも寄与すると期待を寄せている。
margareth@korea.kr