コーヒーかすの炎プラズマ熱分解プロセスのイメージ=韓国地質資源研究院
[コ・ヒョンチョン]
韓国の研究チームが、濡れたコーヒーかすをわずか90秒で固体燃料に変える技術を開発した。
韓国地質資源研究院のパク・テジュン博士らの研究チームは、乾燥工程を必要とせず、湿ったコーヒーかすをそのまま固体燃料に変える技術を開発したと20日に発表した。
この技術は、800~900度の炎プラズマでコーヒーかすを直接処理するもので、従来の熱分解工程で必要だった水分除去を省略できるため、処理時間は最大で約40倍短縮されるという。
実験では、90秒間処理したコーヒーかすが無煙炭に近い性質の固体燃料となり、発熱量は元の状態より約33%高くなった。
また、硫黄酸化物は発生せず、煙やタールなどの二次汚染物質もほとんど確認されなかったことから、環境負荷の低い技術とされている。
パク博士は「廃棄物をエネルギー資源として活用できる技術だ」とした上で、「今後は食品廃棄物など水分を多く含む有機性廃棄物への応用を広げていきたい」と述べた。
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