KAISTのムン・ホンチョル教授の研究チームが、ハエトリグサに着想を得たソフトロボット用の素材を開発した=アイクリックアート(上の写真は著作権法により無断転載・再配布を禁じます)
[コ・ヒョンチョン]
韓国の研究チームが、ハエトリグサのように物体の接近を自ら検知し、光に反応して物体をつかむソフトロボット用の新素材を開発した。
韓国科学技術院(KAIST)は30日、生命化学工学科の文洪哲(ムン・ホンチョル)教授の研究チームが、物体を検知する機能と動く機能を一つの素材に組み込んだイオン性高分子素材「イオノグラスパー(Ionograsper)」を開発したと発表した。
この素材は、電気を帯びた物体が近づくとその接近を自ら検知し、紫外線を照射すると瞬時に形を変えて物体をつかむ。一つの素材で物体の検知と動作を担えるため、ソフトロボットの部品や配線の削減が期待される。
紫外線の照射をやめた後も、変形した状態を10分以上維持した。物体をつかんだ状態を保つため、光を照射し続ける必要はない。
研究チームは今後、物体を検知できる距離や動作速度、繰り返し使用に対する耐久性を高めるとともに、可視光や近赤外線でも動作できるよう研究を続ける方針だ。
hjkoh@korea.kr