旧暦の1月15日(3月5日)に宗廟で開かれた「朔望奠」の再現イベントに参加した市民たちが、正殿で礼を捧げている
旧暦の1月15日(3月5日)、「朔望奠」の再現イベントが市民が参加するなかソウルの宗廟で開かれた。「朔望奠」は毎月1日と15日(旧暦)の朝、祠堂の神位の前で行われる簡単な儀式で、宗廟で再現されるのは今回が初めてだ。
この日、事前に申し込んで参加した幅広い年齢層の市民19人は、老若男女問わず朔望奠の再現イベントに初めて参加できるという喜びに満ち溢れていた。典祠庁で「緑衣」に着替えた参加者たちは、祭礼に関する説明を聞いた後、正殿の神室の内部を清掃した。神聖な気持ちで神室に入った参加者たちは、冬の間にたまったほこりをはたき、雑巾で拭いた。
朔望奠の再現イベントが初めて開かれた5日、参加者たちが緑衣を着て宗廟の正殿の神室を清掃している
神室の内部をきれいに整頓した参加者たちは、典祠庁で祭官服に着替え、一列に並んで正殿に入った。朔望奠は、19人の参加者にとって短くない時間だが、厳粛な雰囲気のなか、朝鮮を開国した「太祖」李成圭の霊を慰めた。
この日、宗廟を訪れた外国人観光客は、思ってもいなかった祭礼再現イベントを目の当たりにし、解説士から朝鮮時代の王室の祭礼に関する説明を聞きながら祭礼の様子をカメラに収めた。
朔望奠が初めて再現された5日、祭官服を着た参加者たちが祭礼を行っている
文化財庁の関係者は、朔望奠再現イベントは韓国固有の王室文化と伝統儀式を肌で感じることのできる機会だとし、世界文化遺産である宗廟に対する関心と理解を高める深める機会にしてほしいと話す。朔望奠体験イベントは、11月まで毎月一日と15日(旧暦)の午前に開かれる予定で、19歳以上であれば誰でも参加できる。
参加申し込みは、ソウル市の宗廟管理所(02-2174-3601~9)で受け付けている。1回の定員は先着19人。
記事:コリアネット ソン・ジエ記者
写真:コリアネット チョン・ハン記者
jiae5853@korea.kr
朔望奠再現イベントが開かれた5日、参加者が宗廟の正殿の神室を隅々まできれいに清掃している