日本支配から開放を望む朝鮮民族が起こした独立運動「3・1運動」100周年を記念し、建物に設置された韓国の国旗「太極旗」の様子=ソウル光化門、ゾン・ハン撮影
[キム・ヨンドク、キム・ウニョン]
韓国政府は11日、日本による植民地時代に創設された大韓民国臨時政府(以下、臨時政府)の樹立100周年記念式典をソウルの汝矣島(ヨイド)公園で開く。身分証を持参した国民であれば誰でも参加可能。
会場となる汝矣島公園は、1945年当時、臨時政府の光復軍が乗っていた輸送機C―47が着陸した場所だ。式典は19時19分から行われる。臨時政府が樹立された1919年を意味する。
式典は、「独立の松明」のイベントから始まる。松明は、日本支配から開放を望む朝鮮民族が起こした独立運動「3・1運動」から100周年を迎えた3月1日の記念式典で点火され、全国を巡り、会場に到着する予定。次いで、大韓民国臨時 憲章の宣布文や記念挨拶文の朗読、記念公演が行われる。
式典には、政府の要人や独立功労者、その遺族、市民などの約1万人が出席する。
日本支配から開放を望む朝鮮民族が起こした独立運動「3・1運動」100周年を記念する式典で「独立の松明」を伝える文在寅大統領 =ソウル光化門、孝子洞写真館
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