[ユン・ヒヨン、イ・ギョンミ]

米ＵＳＡトゥデイ紙は５日（現地時間）、「韓国の『韓牛』が地球で最高の肉である理由」（Ｗｈｙ　Ｋｏｒｅａｎ　Ｈａｎｗｏｏ　ｂｅｅｆ　ｍｉｇｈｔ　ｂｅ　ｔｈｅ　ｂｅｓｔ　ｍｅａｔ　ｏｎ　ｅａｒｔｈ）というタイトルの記事を掲載し、韓国の牛肉を称賛した。

同紙は、米国を代表する最高級の牛肉である「ブラックアンガス」とともに、日本の和牛や神戸牛に言及し、韓牛に関する説明を伝えた。

韓牛の歴史的背景や飼育環境、また、韓国における韓牛への認識などを簡単に紹介した上で、韓牛のことを、米国産牛肉と和牛が持つそれぞれの長所を全部そろえた最高級の肉であると定義した。

この記事の中で、香港でレストランを運営するオーナーシェフのサンディ・クン（Ｓａｎｄｙ　Ｋｅｕｎｇ）氏は「韓牛はとても魅力的な味を持っている。「韓牛はとても魅力的な味わいだ。米国産牛肉の 赤身本来の風味と、日本の霜降りの入った和牛との中間である、バランスの良い牛肉が韓牛である」と説明した。また、「韓牛のような柔らかい触感と肉の風味を感じるためには、脂肪とタンパク質のバランスが重要だ」と付け加えた。

また、米国フードネットワークで韓国料理番組の司会を務めているジュディ・ジューシェフのコメントも紹介した。ジューシェフは、「（韓牛を飼育する）畜産農家はそれぞれ、飼料を配合して使う」とし、「（飼料に）ビール、発効した松葉、麦、また全粒穀物などを混ぜる」と話した。また、「（飼育農家では）プロバイオティクスが豊富で、牛を健康にさせる酒で発効した飼料を食べさせるのが人気」とした上で、「アルコールが肉をさらにやわらかくして、脂が適度に入るようにする」と説明した。

この記事を書いたケート・スプリンアー記者は、韓国でおいしい韓肉が味わえるレストランも紹介した。

hyyoon@korea.kr