社会

2025.10.30

2025年APEC首脳会議を3日後に控え、新慶州駅はAPEC参加者を歓迎する雰囲気に包まれていた=28日、慶州

2025年APEC首脳会議を3日後に控え、新慶州駅はAPEC参加者を歓迎する雰囲気に包まれていた=28日、慶州


[慶州=APEC2025 KOREA取材チーム]
[写真=パク・デジン]

2025年アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、慶州(キョンジュ)には緊張感とともに歓迎ムードが漂っている。会議出席のため、各国首脳やグローバル企業のリーダーらが続々と到着している。

今回の首脳会議に出席する首脳級は金海空港を、CEOサミットに参加するグローバル企業の代表は浦項慶州空港を経由して入国した。しかし、ほとんどの参加者や関係者が最初に通るのは、やはりKTX新慶州駅である。

28日、新慶州駅に降り立つと、すでにAPEC歓迎ムードに包まれていた。大型のメディアウォールや電光掲示板では、APEC公式映像や慶州の観光情報が絶え間なく流れ、駅内には訪問者の移動をサポートする案内デスクも設置されていた。駅全体に、会議開催の熱気が満ちていた。

1番出口前に設置されたブース「2025歓迎ウィーク」では、外国人観光客に「歓迎キット」が配られていた。キットには化粧品や慶州のユネスコ世界遺産ガイド、韓国観光情報、虎の形をしたグッズなどが入っていた。

駅舎を出ると、あちこちに歓迎の垂れ幕や案内板が掲げられていた。ファンリダン道などの主要観光地も、訪れる客を迎える準備で一段と活気づいている。商人たちは口をそろえて「APEC首脳会議が近づくにつれて、外国人客が増えてきた」と話した。

2025年APEC開催に合わせ、慶州を訪れた各国の記者たち

2025年APEC開催に合わせ、慶州を訪れた各国の記者たち


普門(ポムン)観光団地一帯は、「APEC都市」としての熱気にあふれ、主要道路には警備員が厳重に配置されていた。また、関係者たちは設置物の点検や動線確認に追われていた。街全体が、世界の要人を迎える舞台として最後の準備を進めていた。

最も目を引いたのは、HICOの隣にある国際メディアセンター(IMC)だった。入口では厳重なセキュリティチェックが行われ、記者たちはかばんや持ち物を一つひとつ確認され、身分証と通行証の確認を経て、ようやく入場できた。

メディアセンターの1階にはブリーフィングルームと取材支援デスクが、2階には放送中継室と編集室が設置されていた。館内はすでに取材陣の熱気に包まれていた。英国のロイター通信、中国の新華社通信、日本のNHKなど各国の主要メディアの記者たちが集まり、モニターに目を凝らしながらキーボードを打っていた。首脳会議を前に、慶州は世界の注目を集めるニュースハブのような活気にあふれていた。

margareth@korea.kr