全米女子オープンで優勝し、トロフィーを掲げる朴城炫=16日、米ニュージャージー州
[ゾン・ハン、イ・ギョンミ]
[写真=聯合ニュース]
韓国のルーキー朴城炫(パク・ソンヒョン)が16日、全米女子オープンで初優勝した。
朴は同日、米ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナルゴルフクラブで開かれた全米女子オープンで通算11アンダーの277で優勝した。賞金は90万ドル(約1億円)。
大会の初ラウンドで1オーバーの73を記録した朴は2ラウンドまで優勝とは程遠かった。しかし、去年最後のホールでミスして惜しくも優勝を逃したことを繰り返したくなかった朴は3ラウンドの後半、9ホールでボギーなしに6のバーディーを記録し、高い集中力を見せた。
1位に3打差をつけられた4位で最後のラウンドを迎えた彼女は落ち着いたプレーを見せた。トランプ米大統領が見守る中、15番ホールでバーディーを奪い首位となった朴は最後の18番ホールをパーで終え優勝を遂げた。
全米女子オープン大会でティーショットを放つ朴城炫=16日、米ニュージャージー州
朴は「(優勝について)まだ実感がわかない。雲の上にいるようだ」とし、「(今回の競技まで)多くの大会に参加してきて、優勝のチャンスが多かったのに全米女子オープンで優勝してうれしい」と話した。
また、トランプ米大統領が見守っていたことを知っていたかとの質問に対し「昨日(15日)トランプ米大統領を見た」とし、「今日もいると予想はしたが、見てなかった。15番でバーディーを奪うことしか考えなかった」と答えた。
朴に次いでアマチュア選手のチェ・ヘジンが9アンダーの279で2位を記録、ハ・ミジョンとユ・ソヨンが7アンダーの281で3位。上位10位以内に7人の韓国人選手が名前をあげた。
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