合同訓練するソ・ヒョウォン選手(左)と北朝鮮のキム・ソンイ選手=16日、大田、聨合ニュース
[キム・ヨンシン、イ・ギョンミ]
大田(テジョン)で17日から開幕する卓球のワールドツアー「韓国オープン」に南北合同チームが出場する。
出場するのは男女ダブルスと混合ダブルス。男子ダブルスはイ・サンスと北朝鮮のパク・シンヒョク、女子ダブルスはソ・ヒョウォンと北朝鮮のキム・ソンイ、混合ダブルスはチャン・ウジンと北朝鮮のチャ・ヒョシム、ユ・ウンチョンと北朝鮮のチェ・イルがチームを組む。国際大会のダブルス試合ルールに則って、今回の南北合同チームは、韓国と北朝鮮それぞれのユニフォームを着用する。
15日に韓国入りした北朝鮮の卓球選手団は16日から合同訓練に入った。
国際卓球連盟(ITTF)のトーマス・ワイカート会長は「ITTFは、世界卓球2018スウェーデン大会に続き、韓国と北朝鮮の卓球チームが、韓国オープンで一つになるのを支援する」とし、「卓球は、昔から平和をもたらしてきた歴史がある。卓球外交の新たな扉を開き、韓半島の平和に貢献することをうれしく思う」と伝えた。
22日まで開かれる今年の韓国オープンには、27カ国・235人の選手が参加する。
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