スポーツ

2018.12.18

2月9日、2018平昌冬季オリンピックの開会式で韓半島旗を手に合同入場する韓国と北朝鮮の選手団=孝子洞写真館

2月9日、2018平昌冬季オリンピックの開会式で韓半島旗を手に合同入場する韓国と北朝鮮の選手団=孝子洞写真館



[パク・ギルジャ、イ・ギョンミ]

2032年夏季オリンピックの南北共催に向けた誘致活動が進む中、ソウル市がオリンピック開催に必要な予算を試算するなど誘致のため乗り出している。

ソウル市は18日、「オリンピックの開・閉会式、競技場の改・補修などに関する内容の『2032年夏季オリンピックソウル・平壌共同開催誘致同意案』を市議会に提出したと発表した。オリンピックの南北共催は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による9月の首脳会談で採択された平壌(ピョンヤン)共同宣言で盛り込まれた内容。

ソウル市は「2032年の7~8月中にソウル・平壌を始めとする韓半島全域で15日間33種目の競技を実施するには、韓国側だけで3兆8570億ウォン(約3850億円)が必要」とし、「オリンピック共催に成功する場合、従来の施設を最大限活用し『経済オリンピック』にする」という。

krun@korea.kr