W杯決勝トーナメント進出を果たし、喜ぶ韓国代表＝２日（現地時間）、カタール・ドーハ
[パク・ヘリ]
[写真＝聯合ニュース]
サッカー・ワールドカップ（W杯）カタール大会、グループＨの韓国は２日（現地時間）、１次リーグの第３戦でポルトガルと対戦し、２―１で逆転勝ちし、決勝トーナメント（ベスト１６）進出を決めた。
韓国は勝点４点（１勝１敗１分）でグループ２位を獲得。海外で開かれた大会で決勝トーナメント進出を果たしたのは、２０１０年の南アフリカ大会以来、１２年ぶりのことだ。
韓国は決勝トーナメントの１回戦でグループＧの１位のブラジルと対戦する。試合開始は日本時間６日午前４時、カタール・ドーハのスタジアム９７４で行われる予定。
韓国は前半５分、ポルトガルのオルタに先制ゴールを許したが、前半２７分にキム・ヨングォンが左足で同点のゴールを決めた。
１―１で迎えた後半追加時間、ソン・フンミンが敵陣にドリブルで進入した。ポルトガル選手数人に囲まれたが、ＤＦの股を抜くスルーパスを出した。これにファン・ヒチャンが反応し、ダイレクトで右足を振り、決勝点を奪った。
逆転ゴールを決めたファン・ヒチャン＝２日（現地時間）、カタール・ドーハ
ファンは試合後の記者会見で「試合の前、ソンが私を信じていると話してくれた。チームの皆が私を信じてくれた」とし、「ソンがドリブルしながら走っている時、ボールが必ず私に来ると確信した。良いパスでボールが来てシュートすることができた」と話した。
決勝トーナメント進出を果たした韓国代表に、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領はお祝いのメッセージを送った。
尹大統領は３日、フェイスブックに「W杯韓国代表の決勝トーナメント進出をお祝いする」とし、「選手、監督、スタッフの皆さんの闘志と情熱は国民に感動を与えた」と投稿した。
その上で「勝敗に関わらず、韓国サッカーの可能性を世界に見せてほしい」とコメントした。
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