[ユン・スンジン]
[映像=サンディエゴ・パドレス公式ユーチューブ]

米メジャー・リーグ（ＭＬＢ）で活躍中の金河成（キム・ハソン、２８、サンディエゴ・パドレス）が、韓国人選手としては初めてゴールドグラブ賞を獲得した。

キム・ハソンは５日（現地時間）、ＭＬＢ公式ホームページで発表された２０２３ゴールドグラブ賞受賞者の中で、ナショナルリーグのユーティリティー野手部門で受賞者に選ばれた。

ゴールドグラブ賞は、ＭＬＢで１年間の活躍を基準にし、ポジション別の最高ディフェンダー（ＤＦ）に与えられる賞だ。。

昨年、遊撃手（ＳＳ）として活躍したキム・ハソンは、２塁手に移った初シーズンに０．９９１という高い守備率を記録し、シーズンを終えた。

ＭＬＢは「２０２３年以前には、二塁手としてプレーしたことがほとんどなかったキム・ハソンが、完璧にポジション変更に成功したという点が今シーズンで最も印象的だった」とし、「キム・ハソンは３ポジション（遊撃手、二塁手、三塁手）すべてにおいて、目を見張る活躍を見せた」と６日評価した。

キム・ハソンの受賞はアジア全体で見ると、２００１～２０１０年シアトル・マリナーズ時代、アメリカン・リーグ（ＡＬ）外野手部門でゴールドグラブを獲得したイチロー（鈴木 一朗、５０、日本）に次いで２人目だ。

２０２１年ＭＬＢ舞台に進出したキム・ハソンは昨年、ゴールドグラブ遊撃手部門に候補として名を挙げたが、当時アトランタ・ブレーブスでプレーしていたダンスビー・スワンソン（２９、シカゴ・カブス）に敗れた。

キム・ハソンは６日、所属事務所であるサミットマネジメントの公式ユーチューブチャンネルで、「何より、メジャーリーグに韓国野球を知らしめることができた。そして、メジャーを夢見る韓国の後輩たちのよい動機づけになれたのがうれしい」と述べた。


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