政策

2014.12.22

全国の公共図書館への出入りや資料の貸出などが一つの利用証で可能になる。

文化体育観光省が22日に明らかにしたところによると、来年1月から「チェギウム」という名前の利用証が全国共通で使えるようになる。

‘책이음’ 로고로 통일된 전국 공공도서관 이용증.

「チェギウム」のロゴで統一された全国の公共図書館の利用証



文化体育観光省は、市民から名前を募った結果、「チェギウム」を統合利用証の名称に選定し、チェギウムのロゴを使って自由に利用証を作ることができるよう、「チェギウム・デザイン標準ガイド」を制作し、今月2日に各図書館に配布した。

「チェギウム」は、「本(チェク)」を通じて「つなぐ(イウム)」、つまり本を通じたつながり、コミュニケーションなどを意味する名称で、本と本、図書館と図書館を一つにつなぎ、このサービスに参加する全国の公共図書館を自由に利用することができる。

現在、8つの地方自治体の295の公共図書館が統合図書サービスに参加しており、利用者は130万人に上る。従来の統合図書会員証を持っている利用者は、チェギウム利用証を発行しなくても利用できる。

文化体育観光省の関係者は、「図書館利用者の利便性向上とサービスの拡大に向けて、2015年にはソウル図書館など首都圏の公共図書館に拡大し、利用証、図書推薦などの機能を備えたチェギウムアプリも開発する計画だ」と明らかにした。

コリアネット ソン・ジエ記者
jiae5853@korea.kr