パク大統領が4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎を見回っている
パク・クネ(朴槿恵)大統領は4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎の再開館式に出席した。
再開館式で、パク大統領は「韓国独立70周年の節目の年に、韓国の独立抗争史の象徴である上海大韓民国臨時政府庁舎の再開館式に出席でき嬉しく思う。庁舎の改修に尽力してくださった中国政府に感謝の意を表する」と述べた。
その上で、「本日の再開館式は、韓国の独立抗争関連遺跡の歴史的な意味と価値を韓中両国が共有していることを示している。何としても朝鮮半島の平和統一を実現し、真の独立を成し遂げたい」と述べた。
4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎の会議室の前に置かれたキム・ク(金九)先生の胸像の横で、パク大統領が記念写真を撮っている
上海の大韓民国臨時政府庁舎は、1919年4月13日の大韓民国臨時政府樹立以来、上海に設立された庁舎の中で最も長く(1926~1932)使用された建物だ。
同庁舎は、韓国政府と上海市が1988年から共同で実施した大韓民国臨時政府の遺跡発掘調査によって建物の存在が確認され、2年間の復元作業を経て1993年4月に一般公開された。
4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎の再開館式で、パク大統領が臨時政府の記録に関する説明を聞いている
4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎の再開館式で、パク大統領が独立有功者の子孫らと挨拶を交わしている
4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎の再開館式で、パク大統領が芳名録に記帳している
上海の大韓民国臨時政府庁舎の再開館式でパク大統領が芳名録に記帳した内容。「先人たちの愛国精神を受け継ぎ、朝鮮半島の平和統一を成し遂げます」と綴られている
コリアネット ユン・ソジョン記者
写真提供:連合ニュース
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