南北閣僚級会談終了後、採択された共同報道文を交換し、挨拶を交わしている趙明均統一部長官(左)と北朝鮮の祖国平和統一委員会の李善権委員長=9日、板門店、聨合ニュース
[キム・ヨンドク、イ・ギョンミ]
韓国と北朝鮮が、「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック(平昌冬季オリンピック)」に北朝鮮の選手団・高位級代表団・応援団などを派遣することで合意した。
統一部の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官と祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長は9日、板門店の「平和の家」で『南北閣僚級会談」を開き、共同報道文を発表した。
共同報道文によると、北朝鮮は平昌冬季オリンピックに高位級代表団、選手団、応援団、芸術団、観戦団、テコンドー団、記者団など大規模な人員を派遣する。
また、軍事的緊張の緩和、韓半島における平和的な環境づくり及び民族的和解と団結のための共同努力、(従来の)南北宣言の尊重など南北関係の発展に向けた合意の内容が盛り込まれている。
統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は10日、「(北朝鮮の平昌冬季オリンピック)代表団派遣と参加に関する実務会談を開催することにした」とし、「文書交換方式で競技し、必要な部分は実務会談を続けていく」と明らかにした。
km137426@korea.kr