社会

2017.05.04

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仏紀2561年を迎えて「釈迦誕生日」法要が、慈乗大韓仏教曹渓宗総務院長が奉祝辞を述べている=3日、ソウル曹渓寺



[ソウル=イ·ハナ、ゾ·アラ、キム·ヨンア]
[写真=ゾン·ハン]

「差別のない社会、我々が主人公」
仏紀2561年「釈迦誕生日」法要の主題である。

(陰暦)四月の初八日を迎えた3日、大韓仏教曹渓宗の本寺である曹渓寺では早朝から集まった信徒と一緒にチョン・セギュン(丁世均)国会議長、ソン・スグン(宋秀根)文化体育観光部長官代行、宗教界の代表、駐韓外交使節団など、1万人に近い人々が法要に参加した。特にこの日には第19代大統領の選挙を6日控えて主要大統領選挙の候補達も参列した。

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大韓仏教曹渓宗宗正猊下真际法远が、「奉祝法要」で奉祝法語を朗読している=3日、ソウル曹渓寺



大韓仏教曹渓宗の宗正猊下真际法远は「今日は無明の娑婆世界に知恵の光明で仏様が降誕なされた人類の精神文化の日ながら、歓喜が充満した日」とし、「苦しみの海におぼれた衆生のために大慈大悲の憐憫で眞我の宣言と真実な生命の本然を万有法界に天命なされた事」と奉祝法語を朗読した。

慈乗大韓仏教曹渓宗総務院長は「困難な国家状況も仏様の心で解決していくと国民の幸福と国土の安寧、地球村共同体の平和に変えることができる」とし、「仏様の知恵と慈悲、光明が天下に満ちるように我々皆仏様の心で生きていけることを祈願する」と奉祝した。

この日、政府を代表して参席した宋秀根文化体育観光部長官職務代行はファン・ギョアン(黄教安)大統領権限代行国務総理の奉祝メッセージを代読した。宋職務代行は「仏様の教えのように和解と相生の道を歩けることを願う」とし、「仏様の知恵のある慈悲でよりいい世界になれることを祈願する」と伝えた。


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「釈迦誕生日」法要が、大韓仏教曹渓宗慈乗総務院長(左)と元老議長職務代行世敏大宗師が子供達に「摩頂授記」を授けている=3日、ソウル曹渓寺



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宋秀根文化体育観光部長官職務代行が、「釈迦誕生日」法要で黄教安大統領権限代行国務総理の奉祝メッセージを代読している=3日、ソウル曹渓寺



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慈乗大韓仏教曹渓宗総務院長(右)が、「釈迦誕生日」法要で「2008北京夏季オリンピック」バドミントンミックスト・ダブルスの金メダリストイ・ヨンデ(李龍大)に「佛子大賞」を授与している=3日、ソウル曹渓寺



kimya124@korea.kr