[キム・ファヤ、イ・ギョンミ]
韓国政府が新型コロナウイルスの拡散を抑えるため、国を挙げて取り組む中、韓国の優秀な検疫システムが海外メディアから注目を集めている。
米ABCテレビは先月23日、公式SNSアカウントに「空港は新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、どのような努力をしているか」というタイトルの動画を公開した。米ABCニュースのアンカーであるボブ・ウッドラフ(Bob Woodruff)氏が中国・湖北省の武漢の空港から仁川国際空港へと入国する様子を撮影したこの動画は、7日現在、再生回数109万回を記録し、話題となっている。
ウッドラフ氏は映像の中で、「仁川国際空港に到着した後、飛行機から降りてすぐ、職員らが体温を測り、ウェットティッシュを渡してくれた」と説明する。また、「目に見えるすべてのものをキレイに掃除している。エスカレーターの手すりまで拭いている」と、強化された韓国の防疫システムについて詳しく伝えた。
米経済誌のビジネス・インサイダーのケート・テイラー(Kate Taylor)記者は6日、「新型コロナウイルスが強打した韓国を旅行中、この国の素早い対応に驚いた」というタイトルの記事で、韓国の対応策を好評した。テイラー氏は、「英文の案内や予防策などが韓国のいたる所に書かれている」とし、「伝染病への韓国政府の対応がとても印象的」と評価した。