ショートトラック女子1500メートルで世界ランキング1位のシム・ソッキ選手が自身初の冬季五輪のメダルを獲得した。

シム選手は15日(現地時間)、ロシア・ソチのアイスバーグ・スケート・パレスで行われた2014年ソチ冬季五輪ショートトラック女子1500メートルで、2分19秒239のタイムで銀メダルを獲得した。

シム選手は残り6周で先頭に立ったが、残り2周で中国のジョウ・ヤン(周洋)選手に抜かれ、そのまま2位でゴールした。

シム選手はレース終了直後、チェ・グァンボク監督に祝福を受けたにもかかわらずガックリとうなだれたまま顔を上げることができず、銀メダルに終わった結果に悔しさを露わにした。



「ゴールした直後に喜べなかったのは、悔しさのほうが大きかったから」と明かしたシム選手だったが、表彰式では満面の笑顔で表彰台に上がり、自身初の五輪メダル獲得の喜びを表した。シム選手は、ソチ五輪前に10回にわたって行われたワールドカップで9回優勝し、世界ランキング1位にランクされていた。

シム選手は、「(金メダルを逃した)悔しさはあるが、五輪銀メダルという結果に満足している。まだ今大会がすべて終わったわけではなく、レースが残っているので、最後まで集中してベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

シム選手は、18日(現地時間)の1000メートルと3000メートルリレーで自身2個目のメダル獲得に挑む。

コリアネット　チョン・ハン記者、ペク・ヒョン記者
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