文化

2014.10.28

칠궁제가 열린 27일 제관들이 예를 올리고 있다.

七宮祭が開かれた27日、祭官らがお辞儀をしている



早朝、心身を清めて宮に入った祭官らは制服に着替え、集まった人々は互いに挨拶を交わす。閑静だった宮廷がこの日ばかりはにぎやかだ。毎年10月の第4月曜日の七宮の光景だ。

七宮は、朝鮮時代の王を生んだ七人の妃嬪が祀られている祠堂だ。儲慶宮、大嬪宮、毓祥宮、延祜宮、宣禧宮、景祐宮、徳安宮の七つの宮があることから「七宮」と呼ばれている。10月の第4月曜日には七宮祭、つまり七人の妃嬪を追悼する法事が開かれる。七宮祭は、宗廟大祭のように、大規模で盛大ではないが、朝鮮時代の王室の祠堂と祭礼文化、そして韓国人の先祖を敬う心を垣間見ることができる。

27일 제관들이 칠궁제를 봉행하고 있다.

27日、祭官らが七宮祭を執り行っている



当初、大統領府の横に立地する七宮には、英祖(1694~1776)の生母である淑嬪崔氏(1670~1718)を祀る毓祥宮しかなかった。英祖は、自身が即位した直後に母親を祀る淑嬪廟を立て、英祖20年(1744)3月に「縁起を良くする」という意の「毓祥廟」に改名し、英祖29年(1753)6月に格上げして「毓祥宮」と名づけた。

その後、ソウルのあちらこちらに散在していた妃嬪の祠堂が高宗(1852~1919)と純宗(1874~1926)の時代に毓祥宮に移され、1929年に英親王(1897~1970)の生母である純献貴妃巌氏が祀られていた徳安宮も移されて「七宮」と呼ばれるようになった。現在、七宮には5つの祠堂とともに、毓祥宮にあった冷泉亭や斎室、典祀庁、香大庁などが残っている。

七宮は、大統領府の観覧を申請すれば観覧することができる。外国人は、大統領府の英語版のホームページ(http://english1.president.go.kr/tours/tours.php)から申し込める。

記事・写真:コリアネット チョン・ハン記者
hanjeon@korea.kr

27일 조선시대 일곱 비빈들의 제사를 위해 제관들이 대빈궁 경우궁 경역으로 들어서고 있다.

27日、朝鮮時代の七人の妃嬪の法事を執り行おうと、祭官らが大嬪宮・景祐宮の境域に入っている



27일 제관들이 저경궁, 대빈궁, 선희궁, 경우궁에서 예를 올리고 있다.

27日、儲慶宮、大嬪宮、宣禧宮、景祐宮で、祭官らがお辞儀をしている



칠궁 내 위치한 냉천정의 모습, 냉천정은 영조가 어머니의 제삿날에 와서 몸을 깨끗이 하고 제사를 준비하던 집이다.

七宮の中にある冷泉亭。ここは、英祖が母親の法事の日に体を清めて法事に備えた場所だ



27일 제관들이 덕안궁에서 예를 올리고 있다.

27日、徳安宮で祭官らがお辞儀をしている