
韓国文学翻訳アカデミーのアンドレス・フェリペ・ソラーノ教授が書いた韓国体験小説『綱の上から見た韓国』が先月「コロンビア小説文学賞」を受賞した
コロンビア作家の韓国体験をテーマにした小説がコロンビア文学賞を受賞、注目を集めている。
作家でありながら韓国文学翻訳アカデミー教授を務めるアンドレス・フェリペ・ソラーノ(Andrés Felipe Solano)が、2015年発刊した『綱の上から見た韓国』で先月「コロンビア小説文学賞(Premio Biblioteca de Narrativa Colombiana)」を受賞した。
「コロンビア小説文学賞」はコロンビアの大手企業や放送局などが「読者にはレベルの高い読書を提供、作家には創作活動を激励」する目的で制定した賞で、賞金は4千万コロンビア・ペソ(約150万円)に及ぶ。
受賞作の『綱の上から見た韓国』は、作家がソウルで1年間暮らしながら経験した韓国生活を日記や年代記の形で書いたもの。作品はチリの出版社 「ディエゴ・ポルタレス」から出版され、米紙の『リオ・グランデ・レビュー(Rio Grande Review)』が選ぶ2015年に中南米で発刊された最優秀作品の一つとして紹介された。
文学賞の審査委員らはこの作品について「ジャンルの境界が消えた今の時代の文学を代弁する卓越した文学の成果」と評価した。ソラーノ氏は受賞の感想について「コロンビアの正反対に位置する韓国での経験から、文章を書ける力はどこから来るのかという質問を投げかけ、遠い距離に起因する不慣れを日記と年代記という親しみやすい形で克服しようとした」と述べた。
ソラーノ氏は2008年、韓国文学翻訳院が展開する「アジア、南米、アフリカ作家招待交流事業」の招待作家として初めて韓国を訪問した。2010年、イギリスの文芸誌『グランタ(GRANTA)』が選ぶ未来のスペイン語圏文学を代表する若者作家22人に含まれた。現在、韓国文学翻訳アカデミーでスペイン語教授を務め、韓国文学の専門翻訳者を育成している。
コリアネット イ・ハナ記者
写真:韓国文学翻訳院
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