韓中日障害者芸術祭り製作発表会で記念撮影をしている方貴姫韓国障害芸術人協会代表と広報大使の歌手ディンディン=13日、ソウル大学路
[ソウル=ソン・ジエ、キム・テウォン、イ・ギョンミ]
[写真=ゾン・ハン]
障害者のオリンピック「2018平昌冬季パラリンピック」G-100(開幕まであと100日)を記念して行われる「韓中日障害者芸術祭り」の日程が公開された。
韓国障害者芸術人協会は13日、「韓中日障害者芸術祭り製作発表会」を行い、「私を超え、私たちへ(Us Over Me)」とのスローガンで開かれる祭りの計画について説明した。
平昌冬季パラリンピックまで100日となる11月29日から始まる同祭りは、平昌冬季オリンピックに続き「2020東京夏季オリンピック」・「2022北京冬季オリンピック」の開催を記念し、韓国・中国・日本から約60人の障害人芸術人が参加する。
韓中日障害芸術人の懇談会は11月29日に行われ、翌日にはソウルのKBS新館公開ホールで本行事が開かれる。
韓国代表としてはパンソリ(韓国の伝統歌唱)の歌い手チャン・ソンビン氏と視覚障害を持っているピアニストのキム・イェジ氏、車イス書道家のイ・ウニ氏が参加する。中国代表としては中国芸術団所属の13人の聴覚障害者のダンスチームと車イス歌手2人で構成された「愛チーム」が公演する。日本代表としては、ダンサーの大前光市と「左手のピアニスト」で有名な舘野泉氏が参加する。
冬季オリンピック・パラリンピックの開催地である江陵(カンヌン)でも公演が行われる。
韓中日障害者芸術祭り製作発表会で挨拶の言葉を述べているキム・テフン海外文化弘報院長=13日、ソウル大学路
韓国障害芸術人協会の方貴姫(バン・ギヒ)代表は、「30年前『1988ソウルパラリンピック』から教わったのは物理的な壁がなくなったことで、その30年後に行われる平昌冬季パラリンピックの目標は、文化的な壁をなくすことだ」と述べた。また、「壁をなくすためには『文化オリンピック』にさせることだ」とし、「平昌で障害人芸術の優秀さを知らせるのが目的だ」と付け加えた。
海外文化弘報院のキム・テフン院長は、「ソウルパラリンピックをきっかけに、障害者の文化芸術の状況が良くなったことと同様に、来年の平昌パラリンピックも新しい跳躍を成し遂げるきっかけになってほしい」と述べた。
記念撮影をしている韓中日障害者芸術祭り製作発表会参加者ら=13日、ソウル大学路
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