文化

2024.04.19

文化財庁宮陵遺跡本部と韓国文化財財団が、今月27日から5月5日までの9日間にわたって「2024春 宮中文化祝典」を開催する。写真は「宮中文化祝典 道遊び」の様子。

文化財庁宮陵遺跡本部と韓国文化財財団が、今月27日から5月5日までの9日間にわたって「2024春 宮中文化祝典」を開催する。写真は「宮中文化祝典 道遊び」の様子。


[オ・グムファ]
[写真=韓国文化財財団]

春の日を迎え、古宮(コグン)をより特別に楽しめるフェスティバルが開かれる。

文化財庁宮陵遺跡本部と韓国文化財財団が、「2024春 宮中文化祝典」を開催すると18日、明らかにした。今月27日から5月5日までの9日間にわたって、ソウルの景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、徳寿宮(トクスグン)、昌慶宮(チャンギョングン)、慶熙宮(キョンヒグン)と宗廟(チョンミョ)の一帯で開かれる。

今年で10周年を迎える宮中文化祝典では、古宮をより特別に楽しめる様々なプログラムが用意された。

昌慶宮にある宣政殿(ソンジョンジョン)の裏庭では、古宮音楽会が開かれる。宮中の歌・舞・楽をあわせて楽しめるプログラムだ。。フェスティバルの期間中、1日2回、午後2時と4時に予約なしで観覧できる。品格のある宮中音楽が楽しめるチャンスだ。宮中舞踊の「撲蝶舞」から国家無形遺産でありユネスコ人類無形遺産に登録された「處容舞」をはじめ、「宮中剣舞」、「春鶯囀」などの舞台を披露する。

5月4日と5日には、景福宮にある勤政殿(クンチョンジョン)で、「古宮音楽会 100人の致世之音(チセジウム)」という公演が初めて披露される。カヤグムとテグム、ヘグムの演奏者100人が出演する大規模な伝統芸術の舞台だ。

景福宮、徳寿宮、昌慶宮、慶熙宮の4つの古宮では、ダイナミックな群舞と共に「宮中文化祝典 道遊び」のイベントが繰り広げられる。予約なしで観覧可能。

このうち景福宮で開かれる「宮中文化祝典 道遊び」は、「ソウル・フェスタ2024」と連携し、来月4日の午後2時30分に行われる。道遊びの行列は、龍の旗を使った民俗遊びの旗接遊びをはじめ、チャング、小鼓踊り、サムルノリなどの公演も楽しめる。

この他、徳寿宮、昌慶宮、慶熙宮で行われる「宮中文化祝典 道遊び」は、日程に合わせて1日に2回行われる。

「2024春 宮廷文化祝典」の詳細は、文化財庁宮陵遺跡本部(royal.cha.go.kr )と宮廷文化祝典のホームページ(www.chf.or.kr/fest)で確認できる。

「2024春 宮中文化祝典」古宮音楽会の「風流に呈才(宮中の歌と舞)を加える」(左)と「古宮音楽会 100人の致世之音」のポスター

「2024春 宮中文化祝典」古宮音楽会の「風流に呈才(宮中の歌と舞)を加える」(左)と「古宮音楽会 100人の致世之音」のポスター


jane0614@korea.kr