米国の外交政策専門誌のフォーリン・ポリシー(Foreign Policy)が選んだ「2017世の中を変えた世界思想家」に選ばれた文在寅大統領
[イ・ハナ、イ・ギョンミ]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、米国の外交政策専門誌のフォーリン・ポリシー(Foreign Policy)が選んだ
「2017世の中を変えた世界思想家」 の1人に選ばれた。
フォーリン・ポリシーは2009年から毎年世界思想家を選定し、2017年を「新たな現実に立ち向かうしかなかった一年」と定義し、今年は「世の中を変えた世界思想家」48人を選定し発表した。
文大統領の「品位のある民主的リーダーシップを回復させようとする努力」を選定理由と説明した同誌は、「5月に就任した文大統領は前の政権の腐敗やスキャンダルで国民の信頼を回復しなければならないとの問題を抱えていた」とし、「また、高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)の韓国配備問題により中国との関係が冷え込み、北韓の核問題まで直面している」と伝えた。
また、「にもかかわらず文大統領は支持率40%で当選し、先月には支持率が75%に達した」とし、「文大統領は開かれた政府を約束した」と報じた。
特に、北核問題において文大統領が示した平和への強い意志、北韓との対話に向けた一貫した意向などを高く評価した。
一方、フォーリン・ポリシーが選定した48人の中には、米国民主党唯一の黒人上院議員であるカマラ・ハリス氏、6月の英国総選挙で「労働党の復活」を率いたジェレミー・コービン党首などの政治指導者
たちが名を上げた。
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