社会

2018.04.20

他の言語で読む
GIAHS_eykim86_180420_text.jpeg

世界農業遺産(GIAHS)国際フォーラムで「河東郡の伝統茶農業」のGIAHSの公式指定書を貰った尹相基郡長=19日、イタリア・ローマ、河東郡庁



[キム・ウニョン]

慶尚南道(キョンサンナムド)河東郡(ハドングン)の伝統茶農業が、世界重要農業遺産(GIAHS)に登録された。
イタリア・ローマの国連食糧農業機関(FAO)で19日(現地時間)、世界農業遺産(GIAHS)国際フォーラムが開かれ、「河東郡の伝統茶農業」がGIAHSの公式指定書を貰ったと20日農林畜産食品部が伝えた。

フォーラムでは、韓国を始め8カ国14地域がGIAHSの公式指定書を貰った。

農林畜草を肥料として使う肥培方式と1200年間続いてきた茶文化、地域住民との共同体の文化形成などに高い点数が付けられた。

同遺産は、2014年に登録された「青山島(チョンサントウ)のオンドル水田」と「済州(チェジュ)バトダム農業システム」に続いて、韓国内では3番目の登録となる。

世界の農文化的遺産システムを保護・支援するため、FAOは2002年、GIAHSの保護及び適応管理のためのイニシアティブを開始した。現在まで20カ国50つの農業遺産が登録された。

eykim86@korea.kr