文化

2024.04.17



[ソウル=イ・ギョンミ]
[映像=ABOエンターテインメント公式YouTubeチャンネル]

マ・ドンシク主演の人気シリーズ映画「犯罪都市」の最新作となる第4弾のメディア向け試写会が15日、ソウル市内の映画館で開かれた。上映後、マ・ドンシクをはじめ、ホ・ミョンヘン監督、出演した俳優のキム・ムヨル、パク・ジファン、イ・ドンフィが登壇し、映画について語った。

韓国映画「犯罪都市」は、素手で悪者をねじふせる屈強な刑事、マ・ソクドが主人公で、2017年からスタートし、2022年に第2弾の「犯罪都市 THE ROUNDUP」が公開された。2023年に公開された第3弾の「犯罪都市 NO WAY OUT」には、ヴィランのひとりとして日本の俳優、青木崇高が参加した。

まさに韓国の代表的なシリーズ映画として位置づけられた「犯罪都市」。今のところ、第8弾までの制作が予定されているという。

前のシリーズより、悪役の力がはるかに強くなったことについてホ監督は、「マ・ソクドとの対決がもっと期待できるようにセッティングした」と述べた。「犯罪都市」の醍醐味は、このラストの対決シーンだ。

悪役のペク・チャンギを演じた俳優、キム・ムヨルは、「できるだけスタントマンなしに、自分でアクション演技をしようとした」とし、「専門的な人に見えるよう、骨をおしまず動いた」と話した。また、「犯罪都市」のアクションについて、「『勧善懲悪』をバランスよく、愉快に表現する」と語った。

「犯罪都市4」のメディア向け試写会・記者懇談会に出席した(左から)俳優イ・ドンフィ、キム・ムヨル、ホ・ミョンヘン監督、マ・ドンソク、パク・ジファン=15日、ソウル、イ・ギョンミ撮影

「犯罪都市4」のメディア向け試写会・記者懇談会に出席した(左から)俳優イ・ドンフィ、キム・ムヨル、ホ・ミョンヘン監督、マ・ドンソク、パク・ジファン=15日、ソウル、イ・ギョンミ撮影


マ・ドンソクは「たくさんの人が悩んで、また様々な作業を通じて作られる映画」とし、「シリーズ全体の目的は、人を楽しませること」と強調した。

爽快感あふれる迫力のあるアクションは、最新作まで一貫しており、シリーズならではのギャグもひとつの楽しみとなっている。

本作は公開を控え、韓国シリーズ映画としては初めて、今年2月に行われた第74回ベルリン国際映画祭・ベルリナーレ・スペシャル部門に招待された。米国やオーストラリアなど、164カ国に販売されるなど、海外が注目している。

「犯罪都市4」は、怪物刑事と呼ばれる刑事のマ・ソクドが、大規模なオンライン違法カジノを運営する犯罪組織の掃討作戦を描く。24日、韓国とインドネシアでの公開を皮切りに、来月までにオーストラリア、台湾、英国、タイなどで公開される。


km137426@korea.kr