文化

2020.01.14

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国立益山博物館の全景

国立益山博物館の全景



[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]
[写真=国立益山博物館]

全羅北道(チョルラプクト)の益山(イクサン)で国立益山(イクサン)博物館が10日、 開館した。


同博物館は、三国時代の寺院の中で面積が最も大きい弥勒寺址(ミルクサジ)の南西に位置する。 弥勒寺址や王宮里(ワングンニ)遺跡、双陵(サンルン)などから出土した2万3千点あまりの遺物をはじめ、全羅北道の南西部の様々な遺跡から出土したおよそ3万点の遺物を所蔵し、約3千点あまりが常設展示されることになる。

百済歴史遺跡地区が2015年7月にユネスコの世界文化遺産に登録され、同じ年の12月に弥勒寺址の遺物展示館が国立遺物展示館に格上げされて以来、4年ぶりに新たにオープンした。延べ7500平方メートル、展示室の面積は2100平方メートルで、周りの景観を考慮して作られた地下2階・地上1階建て。


一般に初公開された双陵大王陵の木棺

一般に初公開された双陵大王陵の木棺


弥勒寺址から出土した舎利荘厳具(舎利を保管して塔に入れる容器)の供養品を包む風呂敷と思われるシルクや金糸、1918年に益山の双陵(サンルン)から出土した木棺などが一般に初公開された。

益山博物館の開館時間は09:00~18:00、休館日は毎週月曜日。

kimhyelin211@korea.kr