経済

2014.04.07

今年上半期の国際金融センター発展指数(GFCI)で、ソウルと釜山市は世界83都市中それぞれ7位、27位と上位にランクされた。ソウルは2013年9月の10位から3ランクアップし、総合ランキングでニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール、チューリッヒ、東京に続き7位に躍進した。  

The Global Financial Centres Index's top 20 cities. (image courtesy of the Ministry of Strategy and Finance)

国際金融センター発展指数(GFCI)の総合ランキング(画像:企画財政省)



ソウルは2009年の35位から徐々に順位を上げ、2010年は24位、2011年は11位、2012年は6位、2013年は10位だった。2012年から3年連続で10位以内に入っている。特に、ソウルは部門別競争力指数の「人的資本(Human Capital)」と「金融産業発展(Financial Sector Development)」で9位に、「社会基盤施設(Infrastructure)」で8位にそれぞれランクされた。

釜山市は、国際金融都市としての可能性が認められて27位にランクされ、初めてランキング入りした。また、「今後発展する可能性の高い都市」で2位にランク。アジア地域では、ソウルは昨年と同様に香港、シンガポール、東京に続いて4位にランクされ、釜山市は8位と初めてランキング入りした。    

Five key area rankings of the GFCI. (image courtesy of the Ministry of Strategy and Finance)

国際金融センター発展指数(GFCI)の部門別競争力指標のランキング(画像:企画財政省)



国際金融センター発展指数は、ロンドン市が主管し、コンサルタント会社「Z/Yenグループ」が調査・発表する世界主要都市の金融競争力指数だ。今回の結果は、世界の金融圏従事者1930人の評価と83の国と市の統計を総合して算定された。

コリアネット イム・ジェオン記者
jun2@korea.kr