文化

2019.04.05

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モバイル・ゲーム「作戦名、願い」=リアル・ワールド体験団の映像キャプチャー

モバイル・ゲーム「作戦名、願い」=リアル・ワールド体験団の映像キャプチャー



[イ・ギョンミ]

「大韓民国の運命はあなたにかかっています。ソウルに隠されている独立運動のための資金を探して安全な所に移してください」

大韓民国の独立に向けて闘っているスパイから届いた1通の手紙からスタートするこのゲーム。韓国の歴史上、重要な場所である徳寿宮(トクスグン)や聖公会ソウル主教座聖堂、京橋荘(キョンギョジャン)などを直接訪れ、手がかりを入手してパスワードを解除しなければならない。

文化体育観光部が5日、正式に公開したモバイル・ゲーム「作戦名、願い」は、隠されている独立資金を探して、臨時政府に渡すという仮想の物語を土台に、ミッションをクリアする参加型ゲーム。

ミッションをクリアする過程で、施設の案内板や石の標識など、実際に存在するものを活用した拡張現実(AR)技術やモノのインターネット(IoT)技術を経験することができる。また、ゲームの舞台となる場所に関する歴史資料が提供されるため、勉強にもなる。

文化体育観光部の政策担当者は、「ミッションをクリアすることで、自分が独立運動家になったかのように感じさせるゲーム」とし、「ゲームプレーヤーらに臨時政府樹立100周年の意味がうまく伝わることを期待する」と話した。

「作戦名、願い」は、携帯電話にダウンロードし、最大4人までチームプレーができる。文化財を訪れる必要があるため、月曜日(休館日)を除いた火~日曜日の午前11時~午後5時まで参加可能。6月10日まで、無料。

km137426@korea.kr