[ユン・スンジン]

米経済専門誌フォーブスが１７日（現地時間）、韓国で必ず訪れるべき桜スポット５カ所を発表した。

フォーブスは「平年より７日ほど早く咲くと予想される。今年の韓国の桜は、特に美しいだろう」と５カ所の桜スポットを紹介した。フォーブスが選定した名所は、河東（ハドン）・十里（シムニ）桜道、慶和（キョンファ）駅・桜道、求礼（クレ）・蟾津（ソムジン）江・桜道、済州（チェジュ）道、慶州（キョンジュ）桜祭りなど。

フォーブスが、まず紹介したのは慶尚南（キョンサンナム）道・河東郡・花開（ケファ）面・花開路に広がる河東・十里桜道。若いカップルが手をつないで歩くと、愛が永遠に続き、幸せに暮らせるという言い伝えがあることから「婚礼道」としても有名だと説明した。

次に紹介した慶和駅・桜道は、慶尚南道・昌原市・鎮海（チンへ）区・鎮海大路にある汽車駅。桜が満開する春の季節には、多くの観光客が訪れる。京華駅の桜並木は、汽車と桜の美しい風景が楽しめるスポットとして案内された。

次に、求礼・蟾津江の桜道は、桜の木が並ぶ国道だ。全羅南道・求礼郡・文尺（ムンチョク）面・竹馬（チュマ）里一帯の約３キロメートルほどの区間を指す。「この道は、韓国で最も美しい道の一つとされる。歩きながら美しい風景を楽しみたい人や、写真を撮りたい人におすすめのハイキングコースでもある。道路に面した飲食店では、アユの刺身や淡水魚のメウンタン（辛味スープ）のような地域の特産物を味わうことができる」と紹介された。

次に、済州島は、韓国で一番最初に桜が咲く。春に桜が満開になると、済州島全域で桜祭りが開かれる。フォーブスは、済州道のソメイヨシノを「一番大きな桜が咲き、まるで木の枝が雪で覆われたように美しい」と紹介した。

最後に、慶尚北道・慶州市で開かれる慶州桜祭りを紹介した。満開を迎えると花見客でとてもにぎわう。「素晴らしい景色のみならず、多様な公演や伝統遊び、郷土料理などが体験できる楽しい場所だ」と紹介した。

フォーブスは「日本も桜で有名だが、韓国でも韓国ならではの特別な桜の思い出が作れる」として、「韓国全土でピンク色に染まった桜を見ることができるが、桜の花をさらに楽しみたいなら特別なスポットを訪れてみてほしい」と伝えた。

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