韓国とASEANの行政大臣が一堂に会し、行政革新について議論する。

釜山市のベクスコで開かれる「韓国‐ASEAN特別首脳会議」を機に、12日は韓国‐ASEAN行政大臣ラウンドテーブルが、11・12日は行政革新展示会が開かれる。

今回の会議では、「より良い政府、幸福な市民(Better Governance, Happier Citizens)」というテーマの下、行政革新をテーマとした発表と討論が行われるほか、展示会では参加国の行政革新ビジョンや戦略、代表的な優秀事例が紹介される。



展示会は、「韓国政府館」「ASEAN国家館」「韓国‐ASEAN協力館」に分けられ、政府統合電算センターをはじめ電子政府システムや世界の町おこし運動に加え、各国の代表的な行政革新事例が紹介される。

ラウンドテーブルでは、チョン・ジョンソプ行政資源相が「政府3.0」のビジョンと戦略について発表し、ASEAN10カ国の行政大臣も政府革新、公職人事制度改革、電子政府の中から1つのセッションで発表や指定討論者として参加する。各セッションでは実際に各国で推進された革新事例も紹介される。

チョン行政相は、「今回の会議は、韓国とASEANの主要政策担当者らはもとより、NGOや民間団体、国民も行政革新への理解を深める機会になると期待している。今回の会議を機に、韓国とASEAN間の公共行政分野での実質協力がさらに活発に展開されることを望む」と述べた。

コリアネット　イム・ジェオン記者
写真提供：大統領府
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