[ソウル＝キム・ヘリン]
[写真＝文化体育観光部 ホ・マンジン]

韓国を世界に発信する外国人からなるKOREA.net名誉記者団とＫインフルエンサーの委嘱式が３０日、ソウル市内で行われた。韓国文化を広報する活動家たちの本格的な活動がスタートする。

今年選ばれたKOREA.net名誉記者は、９３カ国・地域の１３８７人、Ｋインフルエンサーは９７カ国・地域の１２５４人からなる。彼らはこれから１年間、韓国に関するニュースを自分の国の言葉で記事や写真・動画といったコンテンツに制作し、世界各国に発信する。

委嘱式のテーマは「韓流旅が始まる！（K-Voyage Begins!）」。会場には文化体育観光部の柳仁村（ユ・インチョン）長官をはじめ、活動家１００人が出席した。オンラインでも１００人が参加した。

柳長官は祝辞で「世界各地で韓国に魅力を広め、韓流のネットワークを作る皆さんは、韓国にとって大事な友だち」とし、「皆さんが紹介する韓国の文化・歴史・観光・政策に関するニュースは、世界の人々が韓国を正しく理解することに役立つだろう」と述べた。


韓国で人工知能（ＡＩ）ソフトウェアを専攻しており、昨年から名誉記者として活動しているイラン出身のソラート氏は、「韓国の歴史に魅了されて韓国留学を決めたため、韓国の様々な史跡を紹介したい」と今年の抱負を語った。

韓国文化に関する情報を提供する会社とYouTubeチャンネルを運営しているルーマニア出身のアントニア氏は「３年間、Ｋインフルエンサーとして活動できるのがうれしい」とし、「腕を磨いて、もっと素晴らしいコンテンツを作りたい」と意欲を見せた。

委嘱式の様子は、KOREA.net公式YouTubeチャンネルで、午後２時からライブ配信され、最大同時視聴者数は２万８４３人だった。

kimhyelin211@korea.kr