［イ・ハナ、キム・ウニョン］

文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１２日、釜山（プサン）で国務会議（閣議）を開き、韓・ＡＳＥＡＮ特別首脳会議と第１回韓・メコン首脳会議について、「この２年半にわたり現政権が取り組んできた（韓国と東南アジアとの連携を強める）新南方政策の中間決算である」と強調した。２つの会議は、１１月２５日から２７日までの２日間、釜山で開催される。

文大統領は、ＡＳＥＡＮ加盟国について潜在成長率が高いと評した上で、「韓国とＡＳＥＡＮ加盟国は、アジアにおける平和と共同繁栄を目指す」とし、「外交・経済・人的・文化的交流を通じて、速いペースで発展している」と述べた。

また、韓国や日本、中国、ＡＳＥＡＮ加盟国などが参加する東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）による韓国とＡＳＥＡＮ間の投資・貿易環境の改善などに期待を示した。

続けて、新南方政策について「韓国とＡＳＥＡＮ加盟国との協力で完成できる」とし、会議が成功裏に開催されることを呼びかけた。

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