社会

2018.11.26

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2017年多文化人口動態統計を発表する統計庁のキム・ジン人口動向課長=23日、世宗、聨合ニュース

2017年多文化人口動態統計を発表する統計庁のキム・ジン人口動向課長=23日、世宗、聨合ニュース



[キム・ヨンシン、イ・ギョンミ]

6年連続減少傾向にあった韓国人の国際結婚が、去年の韓流ブームに支えられ増加した。

統計庁が23日発表した「2017年多文化人口動態統計」によると、去年の国際結婚件数は2万1917で、前年比1%(208件)増加し、婚姻件数全体の8.3%を占めた。国際結婚は、ビザ発給・結婚仲介業基準の強化などから2011年から6年連続減少したが、去年小幅ながら上昇した。

国際結婚の種類としては、外国人の妻-韓国人の夫が65%、外国人の夫-韓国人の妻が19.6%、夫婦のうち一人以上が帰化した人が15.4%となった。

外国人の妻の出身国はベトナム(27.7%)と最多となり、次は中国(25.0%)・タイ(4.7%)の順だった。特に、タイ出身の妻が前年比1.4%ポイント増加した。

外国人の夫の出身国は、中国(10.2%)・米国(6.4%)・ベトナム(2.7%)の順だった。中国とベトナム出身の夫が前年比増加したことも目立つ。

統計庁人口動向課のキム・ジン課長は、「韓流ブームにより、2015年からベトナム・対人との結婚が増えた」とし、「タイから韓国入りする際、ビザなしで入国できる「ノービザ入国制度」がタイの結婚移民者増加に影響したと思われる」と分析した 。

ysk1111@korea.kr