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2014.10.06
9月19日のパク・クネ大統領の開会宣言をもって「第17回仁川アジア競技大会」が幕を開けた。今大会は、加盟45カ国が全て参加する初めての大会となった
9月20日に行われた男子セパタクロー予選の韓国対日本で、キム・イスル選手がシュートを放っている。セパタクローは韓国でも日本でもマイナー競技で、ルールもあまり知られていないが、華麗な足技による攻防で会場は大いに盛り上がった
女子クリケット韓国代表チームのキム・ボギョン選手が、9月22日の香港戦を前にウォーミングアップするチームメイトを見つめている。前日の練習で足首を負傷したキム選手は、午後の日差しが照りつけるなか、車椅子の上から懸命に声援を送った
9月22日に行われた女子ホッケー予選の韓国対カザフスタン戦で、顔面にボールが当たったカザフスタンのアリサ(Chepkassova Alissa)選手と韓国のキム・ダレ選手が顔をおさえている。大怪我になりかねなかったアリサ選手は、苦痛に耐えながら試合終了までピッチを駆け回った
9月25日に文鶴球場では行われた日本対モンゴルの野球競技の予選。試合が始まる前から日本の勝利が予想され、結果もコールドゲームで日本があっさりと勝利した。しかし、野球不毛の地といわれるモンゴルの選手たちのチャレンジ精神と闘士あふれる気迫に観衆は大きな声援を送った。野球モンゴル代表チームのチュルテム・ムンクサイカン(Chultem Munkhsaikhan)監督は、「いつかきっとモンゴル代表チームも1勝を上げる日が来る。その日を目指して挑戦し続ける」と強調した
9月25日に行われた女子体操種目別の平均台で優勝した北朝鮮のキム・ウンヒャン選手が、表彰式で感激の涙を流しながら観衆の声援に手を振って応えている。キム選手は、「トレーニングで流した血と汗が金メダルの重さ」と、これまで厳しいトレーニングを続けてきたことを示唆した
9月26日に行われた女子ビーチバレーボール準々決勝、中国対カザフスタンの試合で、レシーブに失敗した中国のマ・イェンイェン(Ma Yuanyuan)選手が、突然降り出した雨を見上げている。大会期間中は晴れの日が多かったが、この日の午後は突然の雨で多くの競技が中断された
「テファン、誕生日おめでとう」。アジア競技大会は選手たちの力と技を競う場であると同時に、アジアの人々の融合と友情を分かち合う場だ。そうした大会の趣旨に最も相応しい場面が、競泳のライバル、パク・テファン選手と孫楊選手によって演出された。競泳最終日の9月26日、メドレーリレーで銅メダルを受賞し、報道陣の写真撮影に応えていたパク選手の前に孫楊選手が誕生日のケーキを持って現れた。誕生日を翌日に控えたパク選手に誕生日のケーキを贈った孫楊選手は、ケーキのクリームをパク選手の顔に塗りつけるなど、長きにわたってライバルとして競い合ってきた二人の友情の深さをいたずらで表現した
「妖精たちのハートポーズ」。10月2日に行われた新体操個人決勝で、韓国の新体操の妖精ソン・ヨンジェ選手が、韓国新体操史上初のアジア競技大会金メダルを獲得した。ボールでの小さなミス以外は完璧な演技を見せたソン選手は、表彰式であふれんばかりの喜びを表現した
16日間にわたる感動の祭典を締めくくる閉会式が10月4日に開かれ、貴賓席のチョン・ホンウォン首相やOCAのアル・サバ会長、リュ・ギルチェ統一相、大統領府のキム・グァンジン国家安保室長、北朝鮮のファン・ビョンソ総政治局長、労働党秘書のチェ・リョンヘ氏、北朝鮮対韓国担当秘書のキム・ヤンゴン氏らが出席した。この日の閉会式は、北朝鮮高官の電撃訪問で世界のメディアの大きな注目を集めた。閉会式では、一行の一挙手一投足を取材しようと、あまり人気のない(?)仁川アシアード・メインスタジアムの貴賓席向かいの報道関係者席でメディア各社による熾烈な場所とり競争が繰り広げられた。
韓国とルーマニア、首脳会談で防衛産業・原発における協力確認