大韓民国スポーツ英雄
大韓体育会は2011年から、卓越した競技力を見せることで全世界に韓国をアピールし、韓国をスポーツ大国へと発展させることに貢献した体育人を称えるため、「大韓民国スポーツ英雄」を選定する。 2011年の故・孫基禎(ソン・ギジョン、マラソン)、金晟集(キム・ソンジプ、重量挙げ)を始めとして2016年のキム・ヨナ(フィギュア・スケート)、今年の車範根まで、計10人がスポーツ英雄に選ばれた。 初めてスポーツ英雄となった故・孫基禎氏は、日本による植民地時代(1910-1945)に開かれた「1936ベルリンオリンピック」マラソンで金メダルを獲得した。韓国代表ではなく、日本代表としての金メダル獲得だったが、彼の金メダルは多くの韓国人に未来への希望を与えてくれた。 故・孫基禎氏は「1988ソウルオリンピック」で、聖火リレーの走者を務め、韓国人に感動を与えた。 冬季スポーツとしては、キム・ヨナが初めて2016スポーツ英雄となった。 キム・ヨナは、オリンピックだけでなく世界選手権・四大陸選手権・グランプリファイナルまで、全ての大会で優勝した。女子シングル選手としては初の「グランド・スラム」を達成し、韓国フィギュア歴史に名を刻んだ。 |