[キム･ミンジ、イ･ギョンミ]

光州（クァンジュ）市で開かれた第１８回世界水泳選手権大会が２８日、１７日間の全日程を終えて閉幕した。

「平和の波に（ＤＩＶＥ　ＩＮＴＯ　ＰＥＡＣＥ）」をスローガンとする今大会は、韓国がスポーツ大国に跳躍し、光州が象徴する民主･人権･平和の精神を世界に発信するため、光州で開かれた。

特に今大会は、少ない予算で運営する「低コスト・高効率の国際大会」と評価された。臨時水槽などを設置して活用された競技場は、大会が終わった後に撤去する予定で、古いマンションをリノベーションして利用した選手村は大会が終わった後は、市民に販売される。

李庸燮（イ・ヨンソプ）大会組織委員長は、「国際水泳連盟（ＦＩＮＡ）と参加した選手団は今大会を『最も成功した大会』と評価した」とし、「１９４カ国７５００人あまりの選手が参加し、大会史上最大規模となった今大会。連日、新記録を樹立し、世界水泳の歴史を塗り替えた」と大会の成果と意味について説明した。 br />


今大会の、男子１００メートル平泳ぎでは、アダム・ピーティ（英国）が、男子２００メートルバタフライではクリストフ･ミラーク（ハンガリー）が世界記録を更新するなど、８つの世界新記録と１５の大会新記録が誕生した。また、女子４００メートル自由形では１９歳のアリアン・ティットマス（オーストラリア）が世界選手権大会４連覇を目指していたケイティ・レデッキー（米国）を破って、金メダルを獲得する波乱があった。

ハイダイビング競技のチケットは売り切れとなり、その人気が感じられた。また、今大会に初出場した女子水球の韓国代表は、チーム初ゴールを決めて、感動を与えてくれた。

中国が金メダル１６個で総合１位となり、米国とロシアがそれぞれ２位、３位となった。８月５日からは、一般人が参加する世界マスターズ水泳選手権大会が開かれる。

kimmj7725@korea.kr