名誉記者団

2018.07.09

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大勢の来場者でにぎわう『2018韓国観光フェスティバル』の会場=12日、東京、韓国観光公社



[東京=登久美子(日本)]

6月12日(火)と13日(水)に東京都文京区にある東京ドームプリズムホールにて、『2018韓国観光フェスティバル』が開催されました。平日にもかかわらず両日合わせて1万1千人の動員数とのことで、根強い人気を証明しました。

韓国の文化体育観光部と韓国観光公社が主催した『2018韓国観光フェスティバル』では、「韓国再発見!#だけじゃない!韓国」をテーマに最新の観光情報、グルメや文化などの体験コーナーやK-POPライブ、トークショーなどのステージを通して今までの「韓国」のイメージにとらわれない韓国の魅力を体感できるイベントです。韓国旅行に興味がある人、K-POPスターのショーを楽しみにして来た人、目的は様々ですが、ここに集まった人々は、韓国が好きという共通項で一体感があったように思います。

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『2018韓国観光フェスティバル』での江原道ブース=12日、東京、江原道庁



私が今回参加した目的は、入り口を入ってすぐ右手、8番ブースの首都圏観光振興協議会・江原道ブースをお手伝いすること。ソウル、仁川、京畿道、江原道、忠清北道の各観光名所のリーフレットを配布したり、2日間で合計6回ほど行われたクイズ大会やビンゴゲームなどゲームの司会進行をしました。ビンゴゲームは発表する観光地の名称を見つけて丸をつけていき、特定の数に達したら挙手をするというもの。

いかに早く見つけて正確に丸をつけられるか、というところがポイントとなります。特に漢字は韓国語読みと日本語読みの両方を読むのですが、訪れたことのある地名はすぐわかっても行ったことがない地名はすぐに言えず勉強不足を痛感してばかり。例えば、「忠北」というフレーズがたくさん出てきましたが「忠北」が「忠清北道」の省略形だと気づかずに「忠北」という都市があるとずっと思い込んでいました。その後の会話でやっと自分の間違いに気づきましたが、場所の情報などはその都度同じブースのスタッフに教えてもらいました。

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江原道ブースで行われたゲームの景品=12日、東京、江原道庁



また、見事上位を獲得した方には景品があります。初日にはスホランやバンダビのぬいぐるみなど、2日目には携帯お風呂セットや手袋、そしてソウル、仁川、京畿道、江原道、忠清北道の5か所を代表する豪華ホテルの宿泊券など、私も参加者側になりたいほどにいろいろとありました。ホテルの宿泊券が当たった人も皆さんとても嬉しそうで、司会をしていた私もスタッフも、そして周りのお客さんも皆さん笑顔になりました。

なお、ゲームを進行していく中で次に韓国を訪れたら行ってみたい場所もできました。江原道にある春川スカイウォークや忠清北道丹陽郡の満天下スカイウォークなど、絶景を堪能しながら歩くスカイウォークです。正直なところ高いところは得意ではありませんが、海や山など巨大な絶景を眼下に歩くスカイウォークは風の味がわかりそうで行ってみたいです。以前ソウルスカイの記事にも書きましたが、日本には床がガラス張りになった高所の建造物が少ないので、床がガラス張りになったスカイウォークはとても珍しく、楽しめる場所だと思います。

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『2018韓国観光フェスティバル』での江原道ブース=12日、東京、登久美子撮影



クイズ大会とビンゴゲームがない時間はリーフレット配り。配布していたリーフレットは若干重めだったものの、「5つの都市のリーフレットが入っています」、と説明をすると受け取った人も多く、皆さん両手いっぱいにリーフレットを抱えて歩いていました。

また、リーフレットを渡した際に参加者とお話しする機会がありましたが、「韓国を訪れたことはありますか?」との問いはお話しした皆さんが「はい」でした。中には「今週土曜日からソウルに行く」というお母さんと娘さんの2人組や、「冬のソナタが好きで春川ばかり5回も行った」という女性、「2回行ってアンニョンハセヨしか話せないけれどまた行きたい」というご年配の女性2人組など。様々な人との話は、初対面にもかかわらずとても親近感があり、なおかつ時間が経つのも忘れてしまうほど興味深い話ばかりで、今回フェスティバルをお手伝いできて本当によかったなと実感できた瞬間でした。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、大盛況だった2日間のイベントも終わりました。これからの時期はまぶしい日差しを浴びて冷麺を食べに、その次は秋の紅葉を観に、そしてまたその次は雪の美しい風景を観に、と目的を選びながら自分が韓国に降り立つ姿を想像すると、それだけで目の前にある日常の何気ないことでも楽しくなります。

韓国観光フェスティバル、来年の開催が今から待ち遠しいです。

この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr