政策

2016.02.18

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朴槿恵大統領(右)とマフムード・アッバースパレスチナ首班が18日に青瓦台の首脳会談会場で握手をしている

朴槿恵大統領(右)とマフムード・アッバースパレスチナ首班が18日に青瓦台の首脳会談会場で握手をしている



朴槿恵(パク・クネ)大統領は18日、マフムード・アッバース(Mahmoud Abbas)パレスチナ首班と両国の協力強化策や域内の主要情勢などについての意見を交わした。

朴大統領はアッバース首班に対し、パレスチナ問題の平和解決努力への支持とパレスチナ発展のための韓国政府の継続支援への意志を伝えた。

また、少女保健と教育を重視する韓国政府の「少女のためのより良い暮し(Better Life for Girls)」構想を紹介すると共に、それを含め韓国からは今年パレスチナに対して550万ドル規模のODA(政府開発援助)を行い、パレスチナ難民に対する人道的支援も強化していく方針を示した。

アッバース首班は、保健・教育・ITなどの分野でパレスチナの成長を支援してきた韓国政府に謝意を表した。また、韓国の発展経験を見習うためにも、より緊密な協力をしたいと話した。北韓の核問題については、北韓による核実験およびミサイル挑発は絶対に許せないもので、パレスチナは国際社会の決定に反する一切の行為に反対すると述べた。

18日に朴槿恵大統領(右から3番目)とマフムード・アッバースパレスチナ首班が青瓦台にて首脳会談を行ってい

18日に朴槿恵大統領(右から3番目)とマフムード・アッバースパレスチナ首班が青瓦台にて首脳会談を行ってい



コリアネット ユン・ソジョン記者
写真:青瓦台
arete@korea.kr