政策

2019.03.11

ベルギーのフィリップ・レオポルド・ルイ・マリー国王(右)とマティルド・デュデケム・ダコ王妃=聨合ニュース

ベルギーのフィリップ・レオポルド・ルイ・マリー国王(右)とマティルド・デュデケム・ダコ王妃=聨合ニュース



[パク・ギルジャ、キム・ウニョン]

韓国・ベルギー首脳会談が26日、韓国で開かれる。ベルギーのフィリップ・レオポルド・ルイ・マリー国王夫妻は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の招待を受け、25~28日に韓国を公式訪問する。青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が8日、明らかにした。

ベルギー国王が訪韓したのは、ボードゥアン1世(1992年)以来27年ぶりのこと。文大統領が就任してからは、今回が初めて。

ベルギーからは、企業トップ80人や大学総長15人などの使節団が参加する。フィリップ国王は、韓国・ベルギーにおけるビジネス・フォーラムやスマートシティ・フォーラムなどにも参加する。

両首脳は、会談で1901年に国交正常化をしてからの両国の関係を再確認する。また、情報通信技術(ICT)・科学・物流・食品などの分野における未来志向的な協力をさらに強化するための方策についても議論する。

文大統領は、韓半島における平和プロセスに対して、国際連合安全保障理事会非常任理事国であるベルギーの支持を再確認する予定だ。

金報道官は「フィリップ国王は、皇太子時代に4回も韓国を訪れたことのある親韓派だ」とし、「今回の会談を通じて、両国の交易や投資分野を強化すると共に、両国の外交の地平を広げる契機になることを期待する」と述べた。

krun@korea.kr