演奏会を終えた後、観客の拍手に答える指揮者のキム・ウンソン(左)と日本人ヴァイオリニストの樫本大進=ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフェイスブック
[コ・ヒョンチョン]
指揮者のキム・ウンソンが、アジア人の女性としては初めて、世界トップクラスの交響楽団であるドイツのベルリン・フィルハーモニーの定期演奏会で指揮をした。韓国人としては、チョン・ミョンフンに次いで二人目だ。
キム・ウンソンは18~20日(現地時間)、ベルリン・フィル定期演奏会の指揮台に上がった。シェーンベルクのオペラ「期待」とラフマニノフの交響曲3番を観客に披露した。
キム・ウンソンは韓国のある放送局のインタビューに応え、「曲について私より250倍は詳しいオーケストラの団員たちに、指揮者として何を伝えられるか悩む。食事と睡眠時間以外は、勉強に費やしている」とした。
140年余りの歴史を持つベルリン・フィルは、昨年初めて女性楽長を任命したほど保守的だ。
キム・ウンソンは7月、韓国でソウル市立交響楽団と共にラフマニノフを披露する。
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