政策

2019.08.23

記者会見する金鉉宗国家安保室第2次長=23日、青瓦台、聨合ニュース

記者会見する金鉉宗国家安保室第2次長=23日、青瓦台、聨合ニュース



[キム・ヘリン、キム・ウニョン]

青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は23日、記者会見を開き、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を終了するという韓国政府の方針に米国が強い懸念を示したことに対して「韓国政府は各レベルで米国と緊密に意思疎通・協議し、われわれの立場を説明した」とし、「特に、両国のNSC間で緊密にこの問題を協議した」と明らかにした。

また、「韓国はこれをきっかけに韓米同盟関係をさらに一段階アップグレードできるように取り組む」とし、「堂々と安保分野を積極的に強化していくなら、同盟国への安保(体制)寄与も拡大し、米国が望んでいることに一致する。結局は韓米同盟の強化につながる」と述べた。

これに先立ち、米国の国防部は22日(現地時間)、韓国が日本とのGSOMIAの終了を決めたことについて、「強い懸念と失望を表明する」と明らかにした。

金次長は、安保に関する軍事情報の交流が不足していることに対して、「2014年12月に締結した韓米日3カ国間の情報共有協定(TISA)を通じて、米国を媒介にした3カ国間のチャンネルを活用していく」と説明した。




kimhyelin211@korea.kr