政策

2019.09.27

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ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相と会談する文在寅大統領(右)=27日、青瓦台

ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相と会談する文在寅大統領(右)=27日、青瓦台



[ソ・エヨン、イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、青瓦台(大統領府)で、韓国を公式訪問しているブルガリアのボイコ・ボリソフ首相と会談し、両国関係の発展及び実質的な協力の拡大策などについて協議した。

来年の国交正常化30周年を控え、ブルガリア首相が韓国を訪れるのは今回が初めてだ。

両首脳は会談で、交易・投資、エネルギー・インフラ、文化・教育など、様々な分野で互恵的・未来志向的な協力の拡大方法について議論した。また、世界的な保護貿易主義の傾向の中でも、両国間の交易・投資が増えていることを高く評価し、今後も持続的に支援していくことにした。

文大統領は特に、韓国企業に「戦略的投資者地位」を与えようとするブルガリア政府の方針を歓迎し、これに基づいて、これから韓国企業の対ブルガリア投資が促進することへの期待を示した。

ボリソフ首相は、韓国がリードしている情報通信技術(ICT)や科学技術、教育分野などでも緊密に協力することを希望すると述べた。

文大統領は、ブルガリアがこれまで南北・米朝首脳会談を支持するとの声明を発表するなど韓半島平和定着に向けた韓国政府の努力を支持したことに対して謝意を表明した。ボリソフ首相は、韓半島における平和体制構築に向けた文大統領の意志や韓国政府の努力を高く評価し、ブルガリア政府の支持を再び強調した。

xuaiy@korea.kr