政策

2022.02.07

記者会見で発言する文化体育観光部の黄熙長官=5日、中国・北京、聯合ニュース

記者会見で発言する文化体育観光部の黄熙長官=5日、中国・北京、聯合ニュース


[カン・ガヒ、イ・ギョンミ]

文化体育観光部の黄熙(ファン・ヒ)長官が韓服姿で2022北京冬季オリンピックの開会式に出席した理由について「韓国政府を代表する私が韓服を着て開会式に出席することで、韓服は韓国の伝統衣装であることを知らせることになる」と明かした。

黄長官は6日、聯合ニュースとの電話インタビューで「出国する前、(北京オリンピック)開会式の予告映像で韓服が登場すると聞いて、念のために韓服を用意して出発した」と話したと聯合ニュースが報じた。

また、「開会式で韓服を着たのは、無言の抗議を表したものと思う」と付け加えた。

5日に北京のメインメディアセンターで開かれた記者会見で黄長官は「中国側は、朝鮮族を中国少数民族の一つと判断して表現した。一般的に少数民族とは、一つの国として成長できなかったことを意味する」とし、「韓国はもはや世界10位以内の先進国に発展した。両国の良い関係に誤解が生じかねない」と指摘した。

4日に行われた2022北京冬季オリンピックの開会式では、韓服に見えるピンク色のチマと白のチョゴリを着た女性が中国国旗を渡すなど、中国内の56民族の代表の一人として出演した。

kgh89@korea.kr