社会

2024.10.15

「2024国際種子博覧会」が16~18日、全羅北道・金堤にある民間育種研究団地で開催される。 写真は、「2023国際種子博覧会」の様子=2024国際種子博覧会の公式ホームページ

「2024国際種子博覧会」が16~18日、全羅北道・金堤にある民間育種研究団地で開催される。 写真は、「2023国際種子博覧会」の様子=2024国際種子博覧会の公式ホームページ


[パク・ヘリ]

農林畜産食品部が16~18日、全羅北(チョルラブク)道・金堤(キムジェ)にある民間育種研究団地で「2024国際種子博覧会」を開催する。

国際種子博覧会は、韓国では唯一の種子専門博覧会だ。種子企業が育成した優秀品種を国内外に広報するために2017年に始まった。

今回の博覧会は、歴代最大規模で開かれる。91の国内外の種子業者と関連企業、機関および団体が参加する予定だ。優秀品種や機械や資材、育種システムなど、種子産業に関する最新の農業技術や製品などを紹介する。

種子企業などから出品された58作物・497品種が展示される。海外バイヤーや農業人はもちろん、一般の観覧客も作物の生育状態を直接確認することができる。

さらに、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と共に輸出商談会を開催する。67人の新規海外バイヤーが参加する予定だ。8月末から9月中旬まで運営されたオンライン輸出相談会では、国内15社と海外9社との間で、約7万3000ドル規模の契約が結ばれた。

農林畜産食品部は、「第20回大韓民国優秀品種賞」の授賞式を行う予定だ。

農林畜産食品部のイ・サンマン農食品革新政策官は「今回の博覧会をきっかけに韓国の高品質の品種を国内外に広めたい。国内種子の自給率向上はもちろん、輸出市場の拡大につながることを期待する」と述べた。

hrhr@korea.kr